花の峰谷奥集落 田園都市線(溝の口)、南部線(立川)、青梅線(奥多摩駅)と乗り継ぎ、奥多摩駅 からバスで峰谷まで。バス終点(トイレ有り)からしばらく車道を歩き 奥集落から登山道に。花が咲き乱れる山間の静かな集落。 | |
桜とレンギョウ(連翹)の花が印象的だった… | |
沢沿いには山葵、それとコガネネコノメソウ(黄金猫の目草、ユキノシタ科)の花。 | |
この先から登山道。 |
奥多摩小屋から三ツ山、飛龍を回り将監峠まで。 三條ダルミで休憩。子鹿が寄ってきた。 鹿の駆除が行われているというのに、一向に逃げようとしない。 | |
苔むした日の当たらない場所にひっそりと咲くバイカオーレン。 北天のタル先の登山道。 | |
飛龍を越えしばらくすると大常木山が見えてくる。 ただし、大常木山と龍喰山(りゅうばみやま)共に山頂に登山道は無く、巻いていく。 | |
将監峠近くから龍喰山を振り返る。 「龍喰山」とは凄い名前、そのうち行ってみたい山の一つ。 | |
将監小屋と気持ちの良い天場。 今日は途中で追い抜いた外人ペア(和名倉山から秩父湖へ降りるか迷っているようだったので、 ヤメて雁坂まで行くように説得)と、明日和名倉山ピストンの単独行者の合計3張。 単独男性は昨日奥多摩小屋の天場、我々の隣にテントを張っていた人。 |
テントをたたみ、雨具を着ると途端に雨が激しく降り出す。
運が良いのか悪いのか… 雁坂峠を目指してひたすら続く樹林帯を歩く。 このような場所では雨もまた心地よい。 | |
雁峠から振り返る笠取山。 多摩川最初の一滴が滴る場所(水干)を経て笠取山を巻く。さらに荒川・富士川・多摩川3河川 の分水嶺を越し雁峠へ。 | |
雁峠からは急登の燕山、古礼山、そして水晶山とピークが続く。 水晶山から雁坂峠まではまだまだ深い雪が残っていた。 |
雨が強くなると同時に目指す甲武信岳から国師岳までは 雪がかなり深いとのことで甲武信から先は断念。 甲武信岳はシャクナゲの頃にまた登るし、 ここは雁坂峠から未踏の黒岩コースを秩父に下山することにした。 雁坂小屋から秩父(同じ経営)の宿を予約してもらう。 こうなると雨(夕方からは雪混じり)のなかテントを張る気もなく 小屋泊(素泊)まりとする。
車窓から見た武甲山(5月4日)。 削られた山肌が痛々しい。 |