2006年、奥多摩・奥秩父テント縦走



奥多摩小屋天泊:4月30日

花の峰谷奥集落
田園都市線(溝の口)、南部線(立川)、青梅線(奥多摩駅)と乗り継ぎ、奥多摩駅 からバスで峰谷まで。バス終点(トイレ有り)からしばらく車道を歩き 奥集落から登山道に。花が咲き乱れる山間の静かな集落。
桜とレンギョウ(連翹)の花が印象的だった…
沢沿いには山葵、それとコガネネコノメソウ(黄金猫の目草、ユキノシタ科)の花。
この先から登山道。

将監峠天泊:5月1日

奥多摩小屋から三ツ山、飛龍を回り将監峠まで。
三條ダルミで休憩。子鹿が寄ってきた。 鹿の駆除が行われているというのに、一向に逃げようとしない。
苔むした日の当たらない場所にひっそりと咲くバイカオーレン。 北天のタル先の登山道。
飛龍を越えしばらくすると大常木山が見えてくる。 ただし、大常木山と龍喰山(りゅうばみやま)共に山頂に登山道は無く、巻いていく。
将監峠近くから龍喰山を振り返る。 「龍喰山」とは凄い名前、そのうち行ってみたい山の一つ。
将監小屋と気持ちの良い天場。
今日は途中で追い抜いた外人ペア(和名倉山から秩父湖へ降りるか迷っているようだったので、 ヤメて雁坂まで行くように説得)と、明日和名倉山ピストンの単独行者の合計3張。 単独男性は昨日奥多摩小屋の天場、我々の隣にテントを張っていた人。

雁坂小屋(泊)

テントをたたみ、雨具を着ると途端に雨が激しく降り出す。 運が良いのか悪いのか…
雁坂峠を目指してひたすら続く樹林帯を歩く。 このような場所では雨もまた心地よい。
雁峠から振り返る笠取山。
多摩川最初の一滴が滴る場所(水干)を経て笠取山を巻く。さらに荒川・富士川・多摩川3河川 の分水嶺を越し雁峠へ。
雁峠からは急登の燕山、古礼山、そして水晶山とピークが続く。 水晶山から雁坂峠まではまだまだ深い雪が残っていた。

雨が強くなると同時に目指す甲武信岳から国師岳までは 雪がかなり深いとのことで甲武信から先は断念。 甲武信岳はシャクナゲの頃にまた登るし、 ここは雁坂峠から未踏の黒岩コースを秩父に下山することにした。 雁坂小屋から秩父(同じ経営)の宿を予約してもらう。 こうなると雨(夕方からは雪混じり)のなかテントを張る気もなく 小屋泊(素泊)まりとする。

秩父に下山:5月3日

黒岩コースは奥秩父の深い山の趣があり新緑の頃が絶好。 ただし、長い車道を歩かなければならないのが欠点。 こんどは、もう一つの突出(つんだし)尾根も歩いてみたい。 宿では「鹿刺」がでてビックリした。味は「馬刺」のようで結構いける。 翌日は、バスを2回乗り継ぎ秩父鉄道三峯口から御花畑駅まで。 次に歩いて西武秩父駅からレッドアローで池袋、山手線で新宿、 小田急ロマンスカーで帰宅。

車窓から見た武甲山(5月4日)。
削られた山肌が痛々しい。