2018/3/31-4/1:新潟、弥彦山・角田山




どちらの山もユキワリソウは下火(といってもまだまだ見頃)。代わりに、カタクリが満開!
花で覆われた登山道わきの斜面に見入りながらシャッター...なかなかペースの上がらない、久しぶりのマッタリ登山の二日間でした。


2018/3/31(土):弥彦山、裏参道往復

前夜発、赤城高原SA車中泊。
昨年利用した表参道は倒木等で基本通行止め。即身仏の寺院として知られる西生寺側の裏参道往復に変更。 下山後「桜の湯」に寄り、角田浜に移動して車中泊(ここで山仲間と合流)。

2018/4/1(日):角田浜~山頂、灯台に下山

車を浜に置いて、時計周りに尾根コースを登り、灯台に下る。 花を堪能後、日本海に向かって下山するのが魅力的なコース!

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弥彦山山頂と飯豊連峰
飯豊連峰の右には粟ヶ岳、守門岳等の名峰がズラリ
弥彦山山頂からの寺泊港方面
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白はキクザキイチゲ、赤紫はカタクリ
斜面いっぱいに広がるお花畑
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オオミスミソウ(大三角草、キンポウゲ科)、白花
もちろん「雪割草」である。正式な「ユキワリソウ」の名前は別のサクラソウ科の花に与えられている。 しかし、雪をかき分けるようにして一斉に咲きだす、この花にこそ雪割草の名前が相応しいと思います。 日本海側で「雪割草」といえば、この花。

色の変化が多く、白から紫が入り混じって咲いていました。
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少し紫がかった花-1

少し紫がかった花-2
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そして、鮮やかな色
キバナノアマナ(黄花の甘菜、ユリ科)
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カタクリ(片栗、ユリ科)

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キクザキイチゲ(菊咲一華、キンポウゲ科)
高尾山ではアズマイチゲとキクザキイチゲが同じように見かけられますが、ここではアズマイチゲを見ることはできませんでした。
キクバオウレン(菊葉黄蓮、キンポウゲ科)
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マンサク(満作、万作、金縷梅、マンサク科)
語源は、早春に「まず咲く」、「まんずさく」が東北地方で訛ったもの?
ミチノクエンゴサク(陸奥延胡索、別名ヒメヤマエンゴサク、ケシ科キケマン属)
ヤマエンゴサク等と比べると小さいです。
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ナニワズ(難波津、ジンチョウゲ科)
ショウジョウバカマ(猩々袴、 ユリ科)
猩々とはサル(オランウータン?)のような中国の伝説上の動物
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ナガハシスミレ (長嘴菫)
細長い距が特徴。主に日本海側に分布。
スミレサイシン(菫細辛)
やはり日本海側に分布。太平洋側ではナガバノスミレサイシン...ということで葉の長さが(も)違う
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アオイスミレ(葵菫)
弥彦山山頂手前で数輪。
トキワイカリソウ(常盤碇草、常盤錨草、メギ科)
太平洋側のイカリソウと異なり常緑であるため「常盤」、そして少し小さい。
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